公認会計士の合格者、11%減 今年1347人 印刷
2012年 11月 12日(月曜日) 00:00

金融庁の公認会計士・監査審査会は12日、2012年の公認会計士試験の最終合格者が前年比11%減の1347人だったと発表した。合格者数は06年に新試験制度に移行して以降で最少。出願者数は年々減少しており、12年は1万7894人と前年より5257人の大幅減で、合格率は7.5%と1ポイント上昇した。合格者の最高年齢は59歳、最年少は18歳で、平均年齢は26.6歳。女性の合格者は249人で全体の18.5%を占めた。公認会計士試験では、試験に合格しても監査法人などで実務経験を積めずに資格を取得できない「待機合格者」の増加が問題となっている。