06年シンドラー事故など5件調査対象 消費者事故調 印刷
2012年 11月 07日(水曜日) 00:00

各紙によれば身の回りで起きる製品事故や食品被害などの原因を究明する消費者安全調査委員会(消費者事故調)の第2回委員会が6日、消費者庁内で開かれ、2006年に東京都港区のマンションで起きたシンドラーエレベータ製のエレベーターによる死亡事故など5件を、発足後初の調査対象に選定した。畑村洋太郎委員長はシンドラー社側の調査活動に当時参加しており選定の審議から外れた。他に調査対象になったのは、05年のパロマ工業(現パロマ)製のガス湯沸かし器による一酸化炭素中毒死事故と、09年に東京都の商業施設で起きたエスカレーターの手すりからの転落事故。残る2件については「調査に支障が出る恐れがある」として明らかにしなかったという。