津波防災の日:堺市で合同訓練 20機関が参加 印刷
2012年 11月 06日(火曜日) 00:00
東日本大震災を受けて昨年制定された「津波防災の日」の5日、近畿地方整備局と堺市の合同震災総合防災訓練が、西日本で唯一国が整備・運営する基幹的広域防災拠点(堺市堺区匠町)で初めて開かれたと毎日新聞が報じた。自衛隊や海保など20機関約700人が参加。地元中学生も倒壊家屋から負傷者を助け出すなどした。津波防災の日は、昨年6月に成立した津波対策推進法で、国民が津波防災に関心を持つために盛り込まれた。庄屋が稲束に火を放ち、海辺の住民を高台に誘導して命を救った物語「稲むらの火」で知られる安政南海地震(1854年)が起きた日にちなんだもの。