ヤマト宅急便 三大都市間で当日配達へ 印刷
2012年 11月 05日(月曜日) 00:00

ヤマトホールディングスは5日、2016年までに東京、大阪、名古屋の三大都市間で宅配サービス「宅急便」の当日配達に乗り出すことを明らかにしたと各紙が報じた。各都市の近郊に大型物流施設を新設し、現在の基本的な料金体系を維持したままで顧客サービス向上を図る。同社によると、三大都市間の当日配達は一部の物流会社が手掛けているものの、運賃がきわめて高額だった。物流大手は限られた地域内で当日配達しているが、長距離輸送を伴う三大都市間では初めて。ヤマトは神奈川県愛川町に約230億円を投じて地上8階建ての大型物流施設を建設、最新の自動仕分け装置で効率化を進める。現在の料金水準を維持したまま当日配達が可能としている。