エレベーター事故:シンドラー社製を緊急点検へ 国交省 印刷
2012年 11月 02日(金曜日) 00:00

金沢市の「アパホテル金沢駅前」で先月31日、清掃会社の女性従業員がエレベーターに挟まれて死亡した事故を受け、国土交通省は2日、エレベーターを製造した「シンドラーエレベータ」社製の約5500台を自治体を通じて緊急点検することを決めたと各紙が報じた。

同社は既に、自社製エレベーターの一斉点検を始めている。羽田国交相は「新たな規制を適用せず、建て替えなどの機会をとらえて新たな規制に合わせることを建築基準法の基本的な考え方としている」と述べた。