水産特区適用対象・石巻のカキ合同会社、県漁協が加入承認 印刷
2012年 10月 31日(水曜日) 18:17
各紙によれば宮城県が年内に申請を目指す水産業復興特区の適用対象となっている宮城県石巻市の「桃浦かき生産者合同会社」について、県漁協は30日の経営管理委員会で、組合員としての加入を正式に認めた。記者会見した菊地伸悦会長は、特区制度に反対の立場に変わりないことをあらためて強調した。桃浦地区のカキ養殖業者と仙台水産(仙台市)が出資した合同会社の加入条件として、県漁協は(1)県漁協の衛生対策に協調する(2)かき部会に参加する(3)共同販売事業への参加などについて誠意をもって話し合う-など五つの付帯意見を付けたという。