オフィスビルでガス発電 東京都が本格調査 印刷
2012年 10月 24日(水曜日) 00:00

東日本大震災を受け、災害に強く環境にやさしいオフィス街をつくろうと、東京都は、数棟のビルごとにガス発電して、電気需給を調整する仕組みの本格調査に乗り出したと東京新聞が報じた。10年後の建設を目指し、本年度末には開発事業者の参考になるよう、実現可能な運営の主体や方法を提案する。千代田区の大丸有地区(大手町・丸の内・有楽町)のオフィス街をモデルに、三菱地所と共同で調査する。東京電力に頼らず、ガス発電や自然エネルギーを活用して災害時の電源を確保し、二酸化炭素の排出量を減らす狙いという。