分譲マンション 防災へ管理状況届け出 豊島区 印刷
2012年 9月 21日(金曜日) 00:00

各紙によればマンションの震災対策を強め、荒廃を防ぐために、東京都豊島区は20日、区内すべての分譲マンションの所有者らに管理状況の届け出を義務付ける「マンション管理推進条例」を制定する方針を発表した。区によると、分譲マンションに特化し義務規定や罰則を盛り込んだ条例は全国で初めて。11月の定例区議会に提案し、来年7月の施行を目指す。区が制定を目指す条例では、管理組合がなかったり、耐震化診断をしていないなど問題を抱えるマンションを把握し、専門家を派遣して支援する。届け出をしなかったり、区の指導や勧告を受けても違反状態が改善しない場合は、マンション名を公表する罰則があるという。