京大iPS細胞 日米で新特許成立 印刷
2012年 9月 19日(水曜日) 00:00

京都大は18日、山中伸弥教授らが技術開発した、さまざまな組織や臓器になる能力のある人工多能性幹細胞(iPS細胞)について、日本と米国でそれぞれ新たな特許が成立したと発表したと各紙が報じた。日本で特許が認められたのは平成21年以来。これまで日本で認められていた特許は、iPS細胞を作製する際に、細胞へ注入する遺伝子が限定されていた。だが今回、この遺伝子と性質や機能が極めて似た「ファミリー」と呼ばれる多くの遺伝子についても、京大の特許権の範囲に含まれたという。