天野IAEA事務局長、「原発ゼロ」に懸念示す 印刷
2012年 9月 19日(水曜日) 00:00

日本政府関係者によるとIAEA天野事務局長は、政府が決めた2030年代の「原発稼働ゼロ」目標について、「再処理やプルトニウムの扱い」などについて、懸念を表明したと各紙が報じた。日本が新方針通り、原発依存度を減らすと、再処理で取り出されるプルトニウムの利用機会も減り、行き場を失ったプルトニウムが蓄積する。天野事務局長はこれが核物質の不拡散の課題となることを心配しているとみられるという。