集団移転足踏み 大震災から1年半 依然34万人避難 がれき8割が未処理 印刷
2012年 9月 12日(水曜日) 00:00

1万8700人余りの死者・行方不明者を出した東日本大震災は11日、発生から1年半を迎えた。復興に向けた動きが各地で高まりつつある一方で、岩手、宮城、福島の東北3県の住民を中心に、現在も約34万人が仮設住宅や避難先での生活を余儀なくされている。集団移転計画は用地確保で足踏み状態が続き、岩手、宮城両県で発生したがれきは依然8割が未処理のまま。福島県では、東京電力福島第1原発事故が色濃く影を落としている。