外環道、練馬‐世田谷間、建設着工 2020年の開通目指す 印刷
2012年 9月 06日(木曜日) 00:00

東京外郭環状道路(外環道)の練馬‐世田谷の区間16.2キロメートルの建設工事の着工式が5日、東名JCT予定地で行われたと各紙が報じた。現在、東名高速(東京IC)と関越道(大泉IC)の区間は環状8号線経由で接続していて、約1時間かかる。完成すれば12分前後に短縮するという。また、中央自動車道や東北自動車道などの高速道路ともつながり、渋滞緩和が期待される。国土交通省や東日本高速道路などは東京都が招致を目指す2020年夏季オリンピックの開催までの開通を目指す。外環道は1966年に事業計画が決定したが、環境悪化を懸念する周辺住民の反対で建設が凍結されていた。まだ用地買収などが残っており、完成までのハードルは低くない。