東京都:路地裏消火に「排水栓」活用 印刷
2012年 8月 30日(木曜日) 16:40

住宅街の路地裏など消防車が入りにくい場所にある上水道の「排水栓」を住民の消火活動に活用する取り組みが、全国に先駆けて東京都内で始まると毎日新聞が報じた。6月から23区内の排水栓が消防団や自主防災組織に開放されたが、9月からは都内全域に広げられ、使える排水栓の数は一気に5倍の約2000カ所に増える。首都直下地震などに備え、都は使用に必要な機材の整備を急ぐよう区市町村に働き掛けているという。