認知症、急増の300万人超 65歳以上の1割 印刷
2012年 8月 24日(金曜日) 00:00

厚生労働省の推計では、認知症高齢者は現時点で300万人を超え、2002年の149万人から、この10年間で倍増していることが明らかになったと各紙が報じた。これは65歳以上人口の10人に1人にあたり、従来の予測を大幅に上回る急増ぶり。厚労省は来年度から新たな認知症対策を始めるが、体制整備が急がれる。将来推計では、15年は345万人(65歳以上に占める割合10.2%)、25年は470万人(同12.8%)と見込んでいる。