過去の津波を調査 浜岡原発の周辺地域 中部電力 印刷
2012年 8月 22日(水曜日) 00:00

各紙によれば中部電力は21日、浜岡原発(静岡県御前崎市)の周辺地域で、過去の津波を調査すると発表した。周辺地域は太平洋側にある溝状の海底地形「南海トラフ」を震源とする巨大地震と津波の被害を受ける可能性があり、中部電は2013年末までに浜岡原発の津波対策工事を完了する予定。原発敷地内を含め、掛川、菊川、御前崎3市内の計5カ所で津波の堆積物を採取するため、6000~7000年前の地層まで掘る。調査結果を踏まえ、必要があれば、津波対策工事にも生かすという。