製紙業界第4位の大王製紙は、5位の北越紀州製紙が大王製紙株を創業家から買い取り、筆頭株主になったと、15日に発表したと各紙が報じた。出資比率は議決権ベースで22.29%となる。大王製紙は北越紀州製紙の持ち分法適用会社となり、王子製紙、日本製紙グループ本社に次ぐ、第3位連合となった。また大王製紙は同日、井川意高前会長への貸付金が全額返済されたことを明らかにした。