シイタケ形実験機、大気圏突入に成功 印刷
2012年 8月 09日(木曜日) 18:59

各紙によれば宇宙航空研究開発機構は7日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から観測ロケット「S-310」41号機を打ち上げ、先端部に搭載した実験機の大気圏突入実験に成功したと発表した。宇宙機構によると、打ち上げの1分40秒後、高度111キロ・メートルで、実験機本体に折りたたみ傘のように巻かれた耐熱布製の傘が、ロケットの回転を利用して直径1.2メートルに広がってシイタケ形になり、ロケットから切り離されたという。