改正労働契約法が成立 5年超雇用で「無期」に転換 印刷
2012年 8月 06日(月曜日) 18:06

労働契約法改正案が3日、参院本会議で賛成多数により可決、成立したと各紙が報じた。全国で1200万人と推計されるパートや契約社員など雇用期間が決められている有期契約労働者について、雇用安定や待遇改善を図ることを目的とする。改正案では、同じ職場で5年を超えて働いた場合、本人の希望に応じて無期限の雇用に転換できるとしたほか、無期と有期との待遇に不合理な格差を設けてはならないと明記した。