高年齢者雇用法案、成立へ 65歳まで希望者全員 印刷
2012年 8月 02日(木曜日) 16:51
衆院厚生労働委員会は1日、60歳で定年に達した社員のうち希望者全員の65歳までの雇用確保を企業に義務付ける高年齢者雇用安定法改正案を民主、自民、公明3党などの賛成多数で可決したと各紙が報じた。現行法は労使が合意して基準を決めれば、企業は継続雇用の対象者を選べるが、改正案ではこの規定を廃止。男性の厚生年金の受給開始年齢が来年4月から段階的に65歳へ引き上げられるのに伴う措置。