原子力規制庁法案が本格審議入り 首相の指示権限焦点 印刷
2012年 6月 07日(木曜日) 14:57

各紙によれば原子力の安全規制を一元的に担う原子力規制庁の設置関連法案と、自民、公明両党の対案は5日、衆院環境委員会で質疑が行われ、本格的な審議が始まった。政府、与党は、会期内の成立を目指し、法案修正に柔軟に対処する構えだが、政府案に盛り込まれた規制庁に対する緊急時の首相の指示権限をどう扱うかが焦点。細野原発担当相は「規制庁は助言、指導を科学的観点で行う。首相の指示権は限定的で、最後の手段だ」と強調。