防潮林、堤防以上の効果も 千葉大が津波調査 印刷
2012年 6月 01日(金曜日) 13:52

東日本大震災の津波で15人の被害が出た千葉県旭市では、防潮林の方が堤防より内陸への津波の浸水を抑える効果が高かったとの調査結果を、千葉大の丸山喜久准教授がまとめたと各紙が報じた。大震災では、陸前高田市のように巨大津波で防潮林がなぎ倒されたケースがある一方、石巻市では防潮林の背後で家屋が壊れず残った例もあるという。