日本人の名前 国の文書でのローマ字表記を「姓→名」へ 印刷
2019年 9月 10日(火曜日) 19:24

菅義偉官房長官は6日午前の記者会見で、国の文書での日本人名のローマ字表記について「姓→名」の順に表記する方針を明らかにした。「具体的な取り扱いについて、内閣官房を中心に関係省庁で検討する」と述べた。民間への周知の在り方については、文部科学省で検討する。同日の閣僚懇談会で、柴山昌彦文科相が「今後、政府が作成する公文書では、日本人名のローマ字表記を原則として『姓→名』の順にするよう定めていただきたい」との趣旨の発言をした。柴山氏の要望に沿った方向で検討を進めることが確認されたという。