iPS由来の角膜細胞、阪大が患者に移植 世界初 印刷
2019年 9月 02日(月曜日) 18:26

大阪大は29日、他人の細胞をもとにしたiPS細胞(人工多能性幹細胞)から作った目の角膜の細胞シートを、重い目の病気「角膜上皮幹細胞疲弊症」を患う40歳代の女性患者の左目に移植する手術を行ったと発表した。手術は7月25日に実施。女性は日常生活に支障がない程度まで視力が改善しているといい、今月23日に退院した。iPS細胞から作った角膜の細胞を移植する手術は世界初。