九州北部大雨 順天堂病院の孤立解消 陸路の通行可能に 印刷
2019年 9月 02日(月曜日) 18:26

九州北部の記録的大雨で周囲が冠水し、孤立していた佐賀県大町町の順天堂病院について、県は30日、大型車両の通行が可能になったとして孤立状態は解消したことを明らかにした。国土交通省九州地方整備局などがポンプ車を使い、29日から夜通しで病院周辺の排水作業を進めた結果、水位が大型車両や徒歩で通行できるまで下がった。30日朝には陸上自衛隊の大型トラックが、近くの鉄工所から流出した油混じりの泥水の中を進み、交代要員の医療関係者や食料を乗せて病院に到着し、物資などを運びこんだ。