玄海原発差し止め仮処分、住民側の抗告を棄却 福岡高裁 印刷
2019年 7月 12日(金曜日) 16:50

九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)の運転差し止めを住民らが求めた仮処分申し立ての即時抗告審で、福岡高裁(山之内紀行裁判長)は10日、住民側の抗告を棄却した。 主な争点は、耐震設計の基になる基準地震動(想定される最大の揺れ)の合理性、原発周辺の火山の噴火リスク、配管の安全性の3点。住民側は「基準地震動が過小評価されている」と主張。