国民の信頼「大きく損なった」 障害者雇用、統計不正を謝罪 厚労白書 印刷
2019年 7月 10日(水曜日) 16:24

厚生労働省は9日の閣議に、2018年版厚生労働白書を報告した。中央省庁での障害者雇用の水増し問題について「国民の信頼を大きく損なった」と記すとともに、毎月勤労統計の不正処理に関して「常に正確性が求められる政府統計に対する信頼が損なわれた」として、それぞれ反省と謝罪を盛り込んだ。厚労白書は、通常はその年の夏から秋に公表するが、統計不正問題の影響などで18年版は遅れていた。年度をまたいでの公表は異例。