収入「年金のみ」が半数 高齢者、生活の支え 国民生活基礎調査 印刷
2019年 7月 09日(火曜日) 09:30

厚生労働省は2日、2018年の国民生活基礎調査の結果を発表した。年金や恩給をもらっている高齢者世帯について、これらの収入が総所得の100%を占めると答えた割合は51.1%と約半数だった。恩給の受給者はごく限られるため、収入源が年金のみの高齢者世帯が相当数を占めるとみられる。17年の割合は52.2%。過去増減はあるが、13年7.8%から微減傾向が続いている。働く高齢者が増えたことが影響しているとみられる。