人口自然減、初の40万人超 死亡数は戦後最多 印刷
2019年 6月 10日(月曜日) 18:14

厚生労働省は7日、2018年の人口動態統計(概数)を発表した。死亡数から出生数を引いた自然減は44万4085人と初めて40万人を超えた。1人の女性が生涯に産む子供の推計人数を示す合計特殊出生率は1.42で、3年連続で低下した。人口減少は進む見通しで、子育て支援や労働生産性の向上が課題となる。死亡数は136万2482人(前年比2万2085人増)で戦後最多だった。出生数は91万8397人(同2万7668人減)で、統計を取り始めた1899年以降で最少を更新した。