自衛官職種に「宇宙」新設へ 防衛省、米軍との連携強化 印刷
2019年 5月 30日(木曜日) 09:13

防衛省が宇宙分野で米軍との連携を深めるため、米空軍基地に常駐する連絡官の派遣を検討していることが明らかになった。米国は2020年までに宇宙軍を創設する予定で、日本も22年度までに「宇宙領域専門部隊」を発足させる。現代戦では位置情報の把握などで宇宙利用は欠かせないことから、連絡官の派遣で日米協力を強化する。防衛省関係者によると、同省は米西部カリフォルニア州の空軍基地にある宇宙作戦センターへの常駐連絡官の派遣を検討している。情報共有や日米の調整に当たることを想定しているという。