F35導入、計画狂いも 防衛省、主力機事故に危機感 印刷
2019年 4月 15日(月曜日) 18:45

航空自衛隊が運用する最新鋭ステルス戦闘機F35Aの墜落を受け、防衛省は事故調査委員会を設置して原因の究明を本格化させる。F35は今後の主力を担う戦闘機。機体の構造に欠陥が見つかるなどすれば調達計画に狂いが生じ、日本の防空体制に影響が及びかねないため、危機感は強い。F35Aの墜落は今回が世界で初めて。岩屋毅防衛相は10日、防衛省で記者団に「事故原因をしっかり究明することが何より先決だ」と深刻な表情で語った。