玄海2号機、廃炉 運転期間など総合判断 九電原発 印刷
2019年 2月 18日(月曜日) 18:30

九州電力は13日、運転開始から約38年が経過した玄海原発2号機(佐賀県玄海町、出力55.9万キロワット)の廃炉を決めた。池辺和弘社長は同日午後、佐賀県庁で山口祥義知事と会い「再稼働した場合の残存運転期間などを総合的に勘案し、廃止を決定した」と説明した。九電の廃炉決定は玄海1号機に次いで2例目。九電は、再稼働に必要な安全対策費が2000億円に上るとみられ、採算が合わないと判断。