「耐え難い気持ちに寄り添う」旧庁舎解体始まる 印刷
2019年 1月 21日(月曜日) 18:06

東日本大震災の津波で町長ら職員39人が犠牲になった岩手県大槌町で、旧役場庁舎の取り壊しが19日午前、始まった。津波が2階天井まで押し寄せて全壊した旧庁舎と周辺では職員28人が死亡・行方不明となった。震災遺構として保存を求める声もあったが町は「庁舎を目にすることが耐え難い方々の気持ちに寄り添うべきだ」と解体を決めた。