万博の大阪決定、財界の支援奏功 印刷
2018年 11月 27日(火曜日) 09:31

フランス・パリで23日開かれた博覧会国際事務局総会での投票で、2025年国際博覧会(万博)の開催地に大阪が選ばれた。万博誘致では、関西財界が一丸となって国内の機運醸成や、海外での支持獲得に取り組んだ。国際的に活動する企業の力を生かし、行政がカバーできない部分を補いつつPR作戦を展開。運動は最後まで盛り上がりをみせ、開催権の獲得の大きく寄与した。大阪市は24日、会場となる夢洲の基盤整備を早急に進める必要があるとして、総額約140億円規模の補正予算案を開会中の市議会に提案する方針を固めた。