陸上イージス、1基1340億円 2基導入へ 印刷
2018年 8月 05日(日曜日) 00:13

小野寺防衛相は30日、2023年度の運用開始を目指す地上配備型迎撃システム「イージスアショア」に、米ロッキード・マーチン社製の最新鋭レーダー「LMSSR」を搭載すると発表した。LMSSRを搭載すると、イージスアショア1基(本体)は1340億円となる。防衛省は2基を導入する計画だ。イージスアショアは、イージス艦のミサイル防衛機能に特化した陸上型施設。LMSSRの探知距離は1000キロ・メートルを大きく上回り、海上自衛隊のイージス艦搭載のレーダー「SPY1」と比べると、探知距離は2倍以上になる。配備候補地の秋田、山口両県から朝鮮半島全域を常時監視できる。