人の流れをAIが学習 警視庁、隅田川花火で実証実験 印刷
2018年 7月 31日(火曜日) 19:16

29日に順延された第41回隅田川花火大会。多くの人出が見込まれるこの日、警視庁はカメラの映像から、人数計測や移動予測を行う新システムの実証実験を行う。将来的には、異常事態や不審物を察知してテロを未然に防ぐ技術として期待されている。警視庁では2年後の東京五輪・パラリンピックに向けて、警備部隊の効率的な運用が課題になっている。今月、パナソニックに人工知能(AI)技術を用いた「カメラシステムの高度化」に関する調査を委託。今回は、映像の人物や車両などをAIで検知できる同社製のシステムを使った初めての実験となる。