行方不明、依然58人 捜索救助活動続く 死者145人に・西日本豪雨 印刷
2018年 7月 11日(水曜日) 18:31

西日本を中心に降り続いた記録的な大雨の被害は10日も拡大し、死者は12府県で145人となった。安否不明は依然、6府県で58人おり、被災地では警察や消防、自衛隊が捜索・救助活動を続けた。広島県では10日午前、同県府中町を流れる榎川に流木が堆積して氾濫し、町が周辺の約1万世帯、約2万5000人に避難指示を出した。岡山県では、広い範囲で浸水が起きた倉敷市真備町地区で新たに14人の死亡が確認され、同地区の死者は42人になった。大半が高齢者だが、5歳の女児も含まれている。県内では少なくとも5人の行方が分かっていない。