東海地震、西側7県は救助応援せず 連動を警戒 印刷
2018年 4月 26日(木曜日) 22:32

南海トラフ沿いの巨大地震について、総務省消防庁は、想定震源域の東側の東海地震が起きた場合、西側にあたる和歌山や高知など7県からは、救助などを応援する緊急消防援助隊を原則として出動させないことを決めた。東側で巨大地震が起きた直後、西側でも発生した例があり、西側での救助態勢が手薄になる可能性を考慮した。2011年の東日本大震災では、発生から約3か月間で延べ11万人が出動、約5000人を救助した。17年の九州北部豪雨などでも出動している。