「防衛」悪化、初の3割台 「個人の利益」増加 社会意識調査 印刷
2018年 4月 10日(火曜日) 18:44

内閣府は6日、「社会意識に関する世論調査」を公表した。「現在の日本が悪い方向に向かっている分野」について、「防衛」と答えた人が2年連続で過去最高を更新して30.3%(前年比2.1ポイント増)となり、1998年の設問開始以来、初めて3割台に達した。内閣府の担当者は「日本が戦争に巻き込まれると考える人の増加や朝鮮半島情勢、中国の軍事力の近代化などが背景にあるのではないか」と分析している。