長時間労働に罰則付き規制 「残業代ゼロ」、国会で議論 働き方法案を閣議決定 印刷
2018年 4月 10日(火曜日) 18:44

政府は6日午前、今国会の最重要法案と位置付ける「働き方改革」関連法案を閣議決定した。罰則付きの残業時間の上限規制や、高収入の専門職を労働時間規制の対象から外す「高度プロフェッショナル制度(高プロ)」の創設が柱だが、野党は「残業代ゼロ法案」と批判しており、今後は国会で激しい議論が行われそうだ。高プロは残業代を除く年収が1075万円以上の労働者が対象となる見通し。勤務時間に縛られず自由に働けるが、残業代や深夜・休日手当は支払われない。