リニア談合 大林・清水、社長を任意で聴取 東京地検 印刷
2018年 3月 23日(金曜日) 00:00

リニア中央新幹線の建設工事を巡る談合事件で、東京地検特捜部が大手ゼネコン4社のうち大林組の蓮輪賢治社長と清水建設の井上和幸社長から任意で事情聴取したことが、関係者への取材で明らかになった。法人の代表者として、不正な受注調整の認識について説明を求めたとみられる。大林組と清水建設は特捜部の調べに対し談合を認めている。大林組の蓮輪社長は、リニア談合事件の捜査開始後に辞任した白石達前社長の後任として今月1日付で就任した。特捜部は他の大手2社の社長らからも任意聴取を進めるとみられる。