湾内でクジラ放し飼いへ 学術研究と観光で太地町 印刷
2018年 3月 12日(月曜日) 11:12

和歌山県太地町は6日、森浦湾での小型鯨類の放し飼いに向け、2018年度に湾内に浮き桟橋のような遊歩道を兼ねた仕切り網を設置する工事に取り組む計画を発表したと紀伊民報が報じた。町は、事業費1億9500万円を盛り込んだ一般会計当初予算案を12日開会予定の町議会3月定例会に提案する。同町では、森浦湾をクジラの学術研究や観光振興に活用することを計画。これまで周辺整備や環境調査などの準備に取り組んでおり、新年度は湾の一部を区切るため、総延長約380メートルの仕切り網を設置する。