宇宙ごみ、22年度に監視部隊 人工衛星への衝突回避 防衛省 印刷
2018年 1月 05日(金曜日) 19:13

防衛省は2022年度に、宇宙ごみ(スペースデブリ)を常時監視する部隊を航空自衛隊に新たに発足させる。デブリが人工衛星に衝突するのを防ぐのが狙い。同省は宇宙の状況を24時間体制で監視する新システムを構築中で、23年度の運用開始を目指す。地球の周囲を周回する宇宙ごみは、故障した衛星やロケット、衛星同士の衝突で発生した破片。07年の中国の衛星破壊実験や09年の米ロの衛星同士の衝突で増加しており、政府関係者によると、10センチ以上のデブリは約2万個ある。

最終更新 2018年 1月 05日(金曜日) 19:14