政府 「陸上イージス」閣議決定 2基でほぼ全土カバー 印刷
2017年 12月 27日(水曜日) 10:26

政府は19日午前の閣議で、海上自衛隊のイージス艦に搭載している迎撃ミサイルを新たに陸上に配備する「イージス・アショア」2基を導入することを決定した。2000億円以上が必要な見込みで、2023年度の配備を目指して、17年度補正予算案と18年度予算案に必要経費を計上する。イージス・アショアは陸上自衛隊が運用主体となる。イージス艦搭載の迎撃ミサイル「SM3」と、航空自衛隊が運用する地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」(PAC3)とともに、弾道ミサイル防衛(BMD)の中核を担う。