国の来年度当初予算案の大枠が固まった。高齢化で社会保障費が膨らみ、一般会計の総額は97兆円台後半と、6年連続で過去最大を更新する。税収は59*.1兆円と、1991年度以来27年ぶりの高水準を見込み、国の借金である国債発行額は当初予算としては8年連続で減らす。政府は「大臣折衝」を経て当初予算案の詳細を固め、今年度補正予算案とともに22日に閣議決定する予定。