秋の魚、食卓から遠のく サンマ、サケ、カツオが不漁 印刷
2017年 10月 23日(月曜日) 22:37

サンマやアキサケなど、秋の味覚を代表する魚介類が軒並み不漁に見舞われている。品薄による卸値の上昇でスーパーなどでは特売ができず販売が低迷。この季節の稼ぎ頭として期待した売れ筋商品の失速に、卸や小売りの現場からは悲鳴が上がっている。サンマはここ数年、漁獲不振が続いているが、今年は漁模様が一段と後退。主産地の北海道根室港では10月中旬の水揚げ量が約3300トンと前年同期のほぼ半分に落ち込む。