原発事故、国と東電に賠償命令 原状回復は却下 福島 印刷
2017年 10月 14日(土曜日) 20:41

東京電力福島第一原発事故でふるさとの生活が奪われたとして、福島県の住民ら約3800

人が国と東電に生活環境の回復や慰謝料など総額約160億円の賠償を求めた訴訟の判決で、福島地裁(金沢秀樹裁判長)は10日、国の責任を認め、うち約2900人に総額約5億円を支払うよう国と東電に命じた。生活環境の回復を求める訴えは却下した。