台風5号 「長寿」歴代4位 発生から丸17日 印刷
2017年 8月 10日(木曜日) 11:47

台風5号は7日、発生から丸17日となり、過去に日本に上陸した中では最も長時間、台風の勢力を維持し続けた「長寿台風」となった。台風を動かす風が弱く、ふらふらと迷走したため。ゆっくり進むと同じ場所で雨が降り続き、被害が大きくなりやすく、気象庁は土砂災害や浸水への警戒を呼びかけている。気象庁によると、台風の「寿命」は平均5.3日。統計の残る1951年以降、最も長寿だったのは86年の台風14号の「19日と6時間」だが、日本には接近しなかった。