核なき世界へ前進を 72回目、広島原爆の日―各国の橋渡し、政府に要請 印刷
2017年 8月 07日(月曜日) 11:49

広島は6日、72回目の原爆の日を迎えた。広島市中区の平和記念公園では午前8時から市主催の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が行われ、被爆者や遺族、安倍晋三首相ら約5万人が参列。松井一実市長は平和宣言で、7月に国連で採択された核兵器禁止条約に言及し、「各国政府は『核兵器のない世界』に向けた取り組みをさらに前進させなければならない」と訴え、その橋渡し役となるよう政府に求めた。