トラック諸島の旧海軍沈没船、油流出防止を支援 印刷
2017年 7月 24日(月曜日) 17:50
太平洋戦争中に米軍の空襲を受け、旧日本海軍の艦船約40隻が沈んだトラック諸島(現ミクロネシア連邦・チューク州)で、日本政府は、沈没船からの油流出を阻止する海洋汚染対策支援を始める。政府開発援助(ODA)を活用して日本の民間活動団体(NGO)に活動資金を拠出し、来月から現地での作業がスタートする。戦後72年を迎え、海底の船の腐食が進んでいるため、政府は対策が必要だと判断した。