カジノ入場回数制限 マイナンバーカードで 政府 印刷
2017年 6月 21日(水曜日) 17:31

政府は20日、カジノを含む統合型リゾート(IR)の制度設計に向けた有識者会議で、ギャンブル依存症の防止策として、カジノ施設への入場回数に上限を設ける案を示した。日本人の利用客らには入場時にマイナンバーカードの提示を求めて本人確認を厳格に行い、入場回数を一元的に管理、制限する仕組みを検討するとしている。IR整備をめぐっては、ギャンブル依存症への懸念が根強い。過度な利用を避けるため、政府は日本人と国内在住の外国人利用客に対し週単位と月単位で入場回数に上限を設け、外国人旅行客には免除する入場料の支払いも求める。具体的な回数や金額は今後詰める。